スローリーの記録

婦人科系の病気や線維筋痛症の時に支えられた言葉、治療の話などを綴っています。

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無言の優しさ

 こんにちは、スローリーです。

 

 自己紹介は はじめに をごらんください。 

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昨日の朝の空です。

 

今日は、無言がありがたかった日のことです。

 

一生治らないと言われた日

  

一週間前の自分と比べるようになって

slowly-happy.hatenablog.com

 

少しずつ回復しているのかな、と感じてましたが

治療法がないなら、私は治るの?と疑問でした。

 

 

治療を始めて1年近くたった時、主治医に質問してみました。

「私は治りますか?」

 

答えは

「一生治りません」

でした。

 

私「本当に治らないんですか?」

医「治りません」

 

言われた時は、一瞬耳がキーンとしました。

「お医者さんって、あっさり答えるものなんだな~」

と驚きの方が大きくて、ショックは無かったです。

 

でも、病院を出て自宅に帰る途中、

じわじわ辛くなってきました。

 

夫に申し訳ないな、ずっと一生お世話してもらうのかな、

ごめんね、と思っていました。

 

ラーメン食おうか。

 

帰宅途中にラーメン屋があって、夫に食べようと言われたので

入ることにしました。

私は当時箸が上手に使えなかったので、麺類なんて論外なのに

どうしてラーメン?と不思議でした。

 

そうか、夫は空腹なんだ、そうだよね。

と納得し、ちょうど空いていた端っこの席に座り

食べました。

寒い雨の日で、温かさにホッとしました。

おいしそうな見た目なのに、味を感じませんでした。

 

この時なぜか「箸を使う日本人は、すごい人種だ!」

と思いながら、麺をつまむことに集中していた私がおかしいです。

 

がんばって食べても、麺が増えてくるので(食べるのが遅いから)

だんだん悔しくなってきて、主治医の言葉も思い出してしまって

泣き泣きラーメンを食べていました。

 

他のお客さんが、ラーメンを豪快に食べてくれるので

私が泣いても誰も気づかなかったのが救いでした。

本当は、主治医の言葉がショックなのに

増えるラーメンへの敗北感だ、と思い

「たかがラーメンに泣いている自分」が悔しくなりました。

 

夫はずっと無言で、それがありがたかったです。

ちゃんと泣いたから、その後、前に進めたのだと思っています。

 

今では、この一件は笑い話です。

途中から夫が食べてくれたのですが、「すごい増え方だった」と。

今、笑えることに感謝しています。